露出度の高い服装と性的暴力についての議論

2023年8月21日、大阪で開催された音楽フェスに出演していた韓国人女性DJの胸を触った犯人が警察に出頭したという報道がされました。犯人は酒に酔っていて、軽い気持ちでやってしまったと釈明したそうです。

この件に対し、SNS上では「露出度の高い服を着るから被害に遭う」と主張する人が現れ、賛成派と反対派に分かれ議論が続いています。それに対して、被害者である女性は「私には自分が着たい服を着る自由がある」とコメントしました。また、国連広報センターは「性的暴力の被害者が襲われた時、何を着ていたかは関係ありません」とSNSでコメントしたそうです。

私はどんな服を着るかは場合によると思います。大前提として、女性がどのような格好をしていても、相手の許可なく体に触れてはいけないのですが、それでも露出度の高い服を着るべきではない場面もあります。

例えば、満員電車の中がそうです。露出度の高い服を着た女性が満員電車に乗り込み、男性の側に近づいた場合、多くの男性は性的な刺激に抵抗することが困難だろうと思います。

これを他人にケンカを売る人に置き換えるとわかりやすいかもしれません。相手を挑発して怒らせる真似をすれば、多くの人は怒りを抑えることができません。つまりは、いたずらに他人の感情を煽る真似をしてはいけないということです。

誤解のないようにもう一度言いますが、大前提として、女性がどのような格好をしていても相手の許可なく体に触れてはいけません。しかし、社会の一員としてふさわしい行動というものがあります。

では、露出度が高い格好をした女性が近くにいた場合、男性はどのように対処すれば良いでしょうか。私はその場から逃げるのが一番だと思います。なぜなら、時と場所を選ばず露出度の高い服を着る女性はトラブルの元だからです。

そのような女性が近くにいたときは、「良いものを見せてくれた」などと考え、女性の体を凝視してはいけません。そのようなことをすれば、余計なトラブルに巻き込まれてしまいます。恋人ではない女性の体を凝視するのはフィクションの世界だけにしておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました